大阪・淡路にて

イタリア映画特集『アゴスティとモリコーネ』に行ってきた。
雨が降っていたけれど、淡路東宝2は駅商店街からも近いのでたすかる。
仕事がガンガンにつまっていたので、いい気分転換ができた。

どれにするか迷ったすえに4つの愛の物語のオムニバスである『クワルティエーレ 愛の渦』を観ることにする。
いわゆる「はみ出し者」たちが生きる愛の現実なのだけれど、だれにでも訴えるものがあるだろう。
結局のところ普通の愛なんてなくて、あるのは無限の特殊な愛のかたちだけだから。
(ぼくがアブノーマルだと言ってるわけじゃないですよ、念のため。)

「地元の映画館」という感じで懐かしい雰囲気の漂う場所。
最先端の3Dもいいのだけれど、こういうのも大事にしたいなあ。

14日(日)までなので、まだ週末の予定を決めていない関西の方はぜひどうぞ。



さて、ぼくが淡路の駅で降りるのは4年半ぶり。
明確におぼえているのはそこに愛の物語があるからでもなんでもなくて、建築関係のフィールドワークをしたからだ。

淡路の駅から10分くらいも歩けば、高射砲台跡がある。
戦争の遺構でいまは人が住んでいる。

うえからみると(グーグルマップだと)こんな感じ。



ちかくには、工場の建物のなかに取り込まれてしまった砲台跡もあって、当時のひとが見せてくれたなあ。
深い調査をしたわけではなかったけれど、それでもいろいろな話題になるんだろうということはわかった。

久しぶりに行ってみたけれど、それは夜の暗闇のなかにしっかりと建っていた。



ちなみに、砲台跡というものはウィーンのアウガルテンにもある。
こちらは巨大で公園のなか。



こんな写真だけ見せられてもイメージがわかないと思うけれど、現物をみても異様なスケールに驚くだけだった。
日常も非日常もまぜこぜにして毎日はまわっているんだと感じる瞬間。

コメントは受け付けていません。