翻訳を担当した海外巡回展がスタートした。
10月14日~11月7日、場所は上海。
2010年国際交流基金 上海特別巡回展
1960年代の建築と都市をテーマとして、丹下健三氏、菊竹清訓氏、黒川紀章氏、槇文彦氏、といった建築家たちが当時提案した「未来」の姿がある。
ぼくは生まれていなかったけれど、想像するに、科学の力を純粋に信じることのできる時代だったのだろう。
69年のアポロ11号はおそらくその絶頂だった。
この展示は1960年代の東京にフォーカスしているけれど、決して過去の話でなく、いまの世界都市が学べることはおおくある。
会場には、現在の東京の姿や、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』で有名な押井守氏のアニメなんかも登場している。
期間中、上海におられる方はぜひどうぞ。
カタログも気合い入ってます。