『やる気とか元気がでるえんぴつポスター』(金益見:きむ・いっきょん)



金益見さんの著書が刊行された。

いろいろな事情で義務教育を修了できずに年齢を重ねたひとたちが、夜間中学で書いた「えんぴつポスター」を集めたものだ。
夜間中学という社会的背景はあるのだけれど、この本の狙いはそういった部分ではなくて、力強い文字や面白みのあるフレーズを気軽に読み進められるヴィジュアルブック。
最後の特別対談でリリー・フランキーさんが指摘するように、フォントのデザインや視覚的な面でもとても面白い。

タイトルの「やる気とか」の「とか」に込められた軽さが好き。
普段は忘れている初期衝動や純粋な情熱なんかを全てひっくるめて「やる気とか」元気がでる本なのだ。
ずっと読み進めて対談の後に収められている「えんぴつポスター」を読んで、自分の文字の書き方をすこし改めようとおもった。

ちなみに、ポップな挿絵も著者によるものか、すごいなあ。



やる気とか元気がでる えんぴつポスター

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