‘日々’ カテゴリーのアーカイブ

しもつき

2010年11月30日 火曜日

いわゆる年末進行の仕事が重なってくる時期。
公園を走ったり歩いたりするのによい季節だ。
銀杏を拾いにきている人たちもいる。
珍しくデータ起こし関連の案件が重なる。
データ起こしの看板はあげていないけれど、取引先とかからの相談でたまに発生するのだ。
英語音声の動画から日本語にしていく。
某晩餐会でのお手伝いで華やかな雰囲気を楽しむ。
プリンセスプリンセスのベース&リーダー、あっこちゃんこと渡辺敦子さんも出演していた。
Diamonds(ダイアモンド)はぼくが中三のときだ。
手帳を買う。
ここ数年、バーティカル、一週間見開き、土日も平日も同じ扱い、と決めている。
赤を選ぶ。
寒くなってきたので、筑前煮や粕汁などのおかずを作り置きできるようになってきた。楽ちん。
イタリア人のアテンド。
ストイックな人で、ぼくのイタリア人の概念には当てはまらない雰囲気だった。
やはり、国でイメージをひとくくりにするのはよくないな。
某所でスピーチをさせてもらい、そのお礼ということでカタシモワイナリーのワインをいただいた。
こだわりの国産ぶどうで作っているとのことで、肥後橋のフレンチ、ガストロノミーレストランHAJIMEでも扱っているらしい。
すっきりとした味のワインで料理によく合う。
根菜のミルフィーユだとか、ふだんとは違う料理をつくろうか。

かんなづき

2010年10月26日 火曜日

ここしばらくでずいぶんと涼しく秋らしくなった。

ふらりとはいった店でピアノ曲がかかっている。
Do you know the way to San Jose
昔みたイギリス映画、Shooting Fishを思い出す。
シャレた音楽と軽快なストーリーで好きな映画だ。
今シーズン最初のおでんをつくる。
翻訳の仕事で、たまに機械翻訳された文章をみることがある。
たとえば出版物関係の案件では、文章のボリュームやアルファベットが並んだレイアウトイメージのため、とりあえず機械翻訳の文章をダミーとして入れておくことがある。
専門用語の羅列なんかでは割とうまくいっているところもあるんだけれど、文章ではやはり、まだまだ難しいようだ。
こないだは、「(空欄を)埋める」という日本語を、「地面に埋める」という意味の英語に訳していた。
虚を埋葬するとは、ブンガク的でなかなか興味深い。
ほかにも「付け焼き刃」を直訳して「ブレード」なんて単語が出てきていたり。
そういう前後からの判断は人間のほうが得意だ。いまのところ。
菊菜と柿を白和えにする。
来年にかかる仕事の打合せがちらほらと入る。

ながつき

2010年9月27日 月曜日

暑い日がつづいたけれど、コンスタントに走っている。
今年に入ってから、500キロを超えたところ。
シモブクレとシルブプレって音が似てるな、とか考えていたので、自分で思っているよりも疲れているのかもしれない。
Agatha Christieの本をいくつか読む。
作中、小説家のセリフで
“The bananas aren’t so bad; you get a bit of fun out of them- criminals slipping on the skin.”
とある。
この本が書かれたのは1930年代なのだけれど、当時から「バナナの皮ですべる」というのは割とポピュラーなギャグとして認識されていたことが分かる。
もちろんこのギャグはもっと昔から存在しているのだけれど、そんな歴史に興味を持ったひとは、黒木夏美氏の本「バナナの皮はなぜすべるのか?」を読んでいただきたい。
映画やアニメにおけるバナナ、そして実際に滑って怪我をした人の記録など、非常に真面目だけれど面白い本だ。
水声社発刊の本には他にも『〈殺し〉の短歌史』(現代短歌研究会 編)だとか、硬派でありつつユニークなものがある。
日射しが少しやわらぎ、菜園の季節になってくる。
シークワーサーが手ごろになっているので、酢の代わりに使う。
黒蜜をつくり、芋ようかんを月に見立ててみる。

はづき

2010年8月27日 金曜日

残っているボトル・コーヒー。
コーヒーゼリーを作り、残った寒天をつかって水ようかんをつくる。
すると今度はこしあんが残ったので白玉団子に添える。
白玉団子には豆乳を入れてみたのだけれど、残った豆乳はカフェオレにする。
ボトルのコーヒーを飲みきった。
前から気になっていた森博嗣氏の「小説家という職業」を読む。
小説家の心構えのようなことやビジネスとしての側面、が彼自身の経験から率直に書かれていて、小説とは縁遠いぼくにとっても興味深い内容だ。
村上隆氏の「芸術起業論」もそうだったけれど、たとえ芸術や創作活動であっても、それを「仕事」とするならばビジネスとしての裏打ちが必要だという話が、身も蓋もなく書かれている。
身も蓋もない話はおもしろい。
ぼくの今の仕事にもっとも直接関係するのは、大きなうねりの中にある出版業界の話だろう。
インタビューで京都・祇園へ出かける。
周辺を散策していると、たまたま飛脚を見かけた。
暑さで頭をやられているわけではなく、祇園では佐川急便のスタッフが飛脚をイメージした腹掛け姿で仕事をしているのだ。
新聞記事で読んではいたけれど、実際にみると、思っていたよりも良い印象をうけた。
京都の風情は大事にしたいもの。
「先人の足跡を尊ぶ気持ち」の重要さは、古代都市シャンドラでニコ・ロビンも説いている。
Agatha Christieの別の本をよむ。
何冊か読んでいると作家のクセも分かってくる。
よく使う単語だとか。
かぼちゃサラダにはクリームチーズをつかい、冷やすと美味しい。
英語の小説で最近気になっているのは素材に関連する単語を使った比喩。
たとえば“wooden”で「無表情な」だとか。
しばらく前に“The Long Goodbye”の原書と村上春樹氏の訳本をパラパラと比べてみたりしたのだけれど、そのときに“She said in a stainless-steel voice.”という表現に出会って、気になっていた。
日本語ではあまりない感覚ではないか。
公園で周回コースを皆が反時計周りに走っている。
ぼくは逆向き、時計周りに走る。
人生における流儀のメタファー、といったことではまったくなくて、走っている人たちをみるのが単に楽しいからだ。
黙々と走るおじいさん、仕事帰りのいわゆるOL、陸上部らしき学生たち、小学生くらいの子どもたち。
いろいろなひとが走っている。

ふみづき

2010年7月29日 木曜日

出版関連の翻訳案件が重なり、ひきこもって作業する。
オリーブを練りこんだパスタでシンプルなペペロンチーノをつくる。
ビールで乾杯。
季節のマンゴーを食し、種のまわりに残った果肉は、貧乏性だなあとおもいつつシャーベットにする。
冷やした甘夏ジュースは、味の輪郭がしっかりしている。
学芸カフェの連載でご一緒している、きむいっきょんさんが寄稿していたので、久しぶりに雑誌「プレイボーイ」を買う。
久しぶりすぎて緊張する。
夏休みの時期になり、公園では子どもたちが走りまわっている。
零細菜園も夏休み。
ぼくも今年にはいって、400キロくらいは走っただろうか。
欧米の翻訳者のライフスタイルについての本、復興住宅のあれこれが書かれた本などをひらく。
たまにいつもと違うスーパーやデパートで買い物をするのも楽しい。
ここの魚売り場は(寿司ネタ用の)玉子焼きを売ってるんだ、とか、ハーブコーナーが充実してるなあ、とか。
空き時間にはAgatha ChristieやAnne Riceを読むのだけれど、英語をもっと早く読めるようにならないといけない。
たとえば
“It was from Hilary Craven that she was trying to escape, and Hilary Craven was Hilary Craven in Morocco just as much as she had been Hilary Craven in London.”
という文章があり同じ人名が4回も出ていて、機械翻訳が苦手そうな文章だなあとおもい、ぼくならどうやって訳すだろうかと考えてみる。
たまたまコーヒーをいただいたのだけれど、ぼくはコーヒーを飲まないので、コーヒーゼリーにして香りを楽しむ。
ごま豆腐をつくったり冬瓜料理を冷やしたりして、夏らしさを感じてみる。

みなづき

2010年6月22日 火曜日

おいしいさつま揚げがウリという店で業界団体の歓送会。
ちいさなドラマは日常のなかに無数にあるものだ。
いままでインタビューさせてもらった人たちは、ブログを読んだりしつつフォローしている。
先日は「もやしもん」の漫画家、石川雅之氏が、ニュースになっていた。
「ドラマもやしもん」とのコラボ企画について、フジテレビ、酒造メーカー、原作サイドでやり取りがあったよう。
関係者への配慮を十分にしている石川氏の態度が、評価されているようだ。
髪の話。
前はストレート、後ろはカールに。
「パーマかけたんだね」と言われることもあれば「ストレートにしたんだね」と言われたり。
同じものに対しても、人によって見解は異なる。
とまあ、そんな髪の話ができるのも、あと10年くらいか。
ルッコラとバジルが勢いよくそだつ。
寒天をつかって芋ようかんをつくる。
出先の用事はなるべく同じ日にまとめているけれど、どうしても重なって連続するときもある。
そんなある週。
木曜日はロータリークラブの会合で、異業種のひとたちの近況を知る。
金曜日は音楽関係の方にインタビュー。Fm802DJの野村雅夫さん、学芸出版社の連載担当氏にもオブザーバーとして同行してもらい、その後で軽く打合せ。移動時間には御堂筋線の車内で必死に翻訳作業。
土曜日はインテリア関係のイベントで司会。準備・運営から懇親会まで一日どっぷり。喜多俊之氏はすごく気さくな人だった。
日曜日は奨学金の面接官。具体的な内容は書けないけれど、いろいろな裏の事情を知るという意味でも学ぶことはおおい。
翻訳を頼むひとは、言葉のボーダーラインを越えたつながりをもとめている。

突然の東京出張がきまる。

さつき

2010年5月24日 月曜日

アイロンをあてる。
長袖から半袖へ。
ルッコラを摘む。
ヨーグルトとマヨネーズに塩コショウのドレッシングで食す。
ぼくは20歳でマヨネーズをやめた。
いまは、たまにドレッシングにまぜて使うだけだ。
新聞の掲載記事について、知人から「見たよ」という連絡がいくつか入る。
思ってたよりも大きなサイズで載せてもらえた。
何かに掲載されるたびに昔の知人や友人が復活するというのは本当だ。
いつかインタビューで使うかも、とおもって電話用のマイクを購入したら早速電話インタビューをすることになった。
出先で急ぎの仕事が入り、ネットカフェへ。
あまった時間にレディ・ガガやブリトニー・スピアーズを視聴。
「Womanizer」の男の情けない顔がいいなあ。
全然womanizerじゃないやん、と突っ込みながら。
落としたペンを拾うときにイヤホンがはずれて、爆音でwomanizerが響く。
いや、違うんだ。
いや、なにも違わないんだけれど、そういう意図で観てたんじゃないんだよ、と心のなかで言い訳をする。
あわてていたのだろうか、店に名刺ケースを忘れる。
あまり忘れ物とかはしないほうなのだけれど。
取り置きしておいてくれた店員さん、ありがとう。
カナダの人とベルギービールを飲む。
英語のネイティブでも「英語を喋れない」ひとは多いという話。
“it’s like wow”だとか。個人的には嫌いじゃないけど。
「日本語はどのくらい話せますか?」に対して「それなりに」という返事は、相当に話せる証拠だとおもう。
1日3食をきちんとつくる。
リズムもできてよい。
鯛や鰈や季節の魚をさばく。
暑い日にはバナナとヨーグルト・蜂蜜のアイスをつくる。
夏がくる。

うづき

2010年4月23日 金曜日

超零細農園で、今シーズン初のラディッシュとサラダ菜を収穫。
野菜の値段も高騰していることだし、すぐさま第二弾に。
仕事に関係するようなしないような興味から、アサーティブネス、ラテラル・シンキング関連の本をよむ。
そういえば、10年くらい前、オーストラリアで気軽な交流会に参加した。
日本語を勉強しているオージーたちと「assertive」って日本語にするとなんだろう?と話題になり、「ワガママとは違うよなあ」なんて皆で言っていた。
当時はそういう考え方(アサーティブネス)について、いまより理解が浅かった。
今年は花粉がすくないので外も走りやすい。
200キロくらい走っただろうか。
毎年、年度替わりくらいまでが一番バタバタするので、まあいいペース。
このまま花粉シーズンが終わることをいのる。
「現代建築家コンセプト・シリーズ6 中村拓志 – 微視的設計論(INAX出版)」には増刷がかかったもよう。
めでたい。
なおそうかと思ったコートをまだ着る。さむい。
季節のタケノコやレンコンをつかい、筑前煮をつくる。
「新入荷・マニアック!」という不自然な宣伝文句につられ、メイヤーレモンを買う。
建築雑誌の渉外事務で、ロバート・フランク氏につづき、某有名写真家さんからも快諾いただいたようだ。
今年は写真家のひとと相性がいいのだろうか。
新聞の取材をうける。
ブリーゼブリーゼで待ち合わせ、綺麗なオフィスにて。
「普通にしている状態」の写真は妙に緊張してしまう。

やよい

2010年3月23日 火曜日

シーズンを過ぎて激安になっているブーツを購入。
確定申告を早めに済ませる。
デパートの景品でマーガレットの小さな苗をもらった。
前回の景品配布時はタイミングが悪くおばちゃんが100人くらい並んでいた。
人混みが嫌いなぼくはすぐに引き返した。
ダメモトとおもってまた行ってみたのだけれど今回は空いていた。
大きめの鉢に植えかえる。
2つだった花が10にふえる。
多和田葉子氏の本。
「溶ける街透ける路」であちこちの街を旅する気分。
彼女はリービ英雄氏との対談で、ドイツ語を書いているときの目的として
「ドイツ語を母国語にしている人とは違ったドイツ語を書くこと」
と言っている。
「いわゆる上手い日本語、綺麗な日本語というのを崩していきたい」とも。
凡人には手の届かない世界だけれど、せめて心がけよう。
いくつかの言語を器用にこなすのではなく、そこから新たな道を探すような。
今シーズンの超零細農園をスタート。
タアサイ、ミズナ、ラディッシュ、ワイルドストロベリーの種をまく。
アバターを観る。
活動写真になり、サイレントからトーキーへ、そしてカラーへ。
3Dは、その次の段階になりえるのだろうか。
アバターだけでは判断できないので、アリス・イン・ワンダーランドも観てみようか。
そとを走るのが気持ちいい季節になってきた。
花粉症歴10年くらいのぼくは、天気によって薬をのんだりのまなかったり。
玉ねぎがまるごとゴロリの野菜スープをつくる。
週末、シャツにまとめてアイロンをあてる。
靴磨きもする。
きちんと生活することはきちんとした仕事にもつながる。とおもう。
DVDでダークナイトを観終わったら寝静まった夜のなか。
仕事モードで日が昇り始めたゴッサムシティ、NYへ電話をする。

きさらぎ

2010年2月15日 月曜日

零細農園はひきつづき休み。
そろそろ土を用意しよう。
ワイルドストロベリーの種はずいぶん前のカーサ・ブルータスの付録だった。
芽はでてくれるかなあ。
連載で1、2月分のインタビューは終わり、3、4月分をすすめている。
永江朗氏はインタビュアー(インタビューで質問するひと)と高級ソープ嬢に共通することがあると言った。
後者に要求されるものとして、容姿とテクニック、接客マナーはいうまでもない。
でもいちばん重要なのは「教養」であり、これはインタビュアーにも通ずるという。
ぼくは教養をみがく日々を過ごしているだろうか。
いつもの花屋。
ぼくのことを美容師かと思っていたらしい。
平日にウロウロしてるからってだけだろ、と突っ込みつつそういえば髪をしばらく切っていないことをおもいだす。
コンスタントにトレーニングをする。
身体が柔軟になってきた感覚がある。
むかしみたいに、座って足をひらいて胸が床にペタリとつくかもしれない。
英語でメールを書く機会がふえる。
2月の初めのほうは急ぎの仕事が重なってバタバタとしていた。
たとえばカレーをまとめてつくり数日に分けて食べる。
カレーうどんも混ぜる。
CGコンペの入選作展示が終わり、中崎町のJAM POTから搬出。
設置の際にウッカリとまちばりが中にはいって取れなくなっているらしい。
たしかにカラカラとなっている。
だれか気づいただろうか?
ジーンズに穴があいた。
穴の位置が微妙なので新しいのを買わないといけない。
うどや菜の花を酢味噌あえにするときにスダチでまろやかに。
フランク・ゲーリーがレディ・ガガの帽子をデザインしている。
仕事のような仕事でないような気分で京都へいく機会が重なる。
半分は仕事で、半分は遠足の気分だ。
土産に和菓子をかう。
来週も京都。
こんどは何があるだろうか。